貸し会議室、何故今人気なのか

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貸し会議室とは

近年貸し会議室を利用する企業が増加している。

 

貸し会議室とは会議や打ち合わせをするために、一定時間貸し出される設備やスペースをいう。
 

 

貸し会議室には大きく分けると、
民間団体が営利目的で運営している会議室と
公的機関や一定の目的により運営される施設が管理・運営している会議室とがある。

 

民間団体が運営する会議室には例えば、
ホテルの中にある会議室や都市部で貸し会議室業者が運営する施設がある。

 

また、ルノアールのように会議ができるようなスペースを設けている喫茶店もこれに該当する。

 

一方で、公的機関などが運営する会議室には、
公民館や生涯学習センターなどに設けられている会議室が該当する。

 

貸し会議室では単にその会議スペースや内装、机や椅子等の什器が提供されているだけではなく、
マイクやプロジェクター、ホワイトボードといった
会議で必要とされる備品や機材も利用することができる。
このため、会議のみならず研修等、
利用目的に合わせて会議室の大きさや必要備品を選択することができる施設である。

 

ある企業によると、
貸し会議室は2012年5月現在、全国に約1万室あるとの統計結果が出ている。
この背景には民間団体や公的機関のみならず、
不動産会社や広告代理店が副業で手掛けるケースも多いと言われている。

 

近年増加してきている貸し会議室ではあるが、
供給があるということはそこに需要があるからということができる。

 

この貸し会議室について、利用料金や利用条件、
どのようなタイプがあり、どのような顧客が利用しているのか、まとめてみたいと思う。

貸し会議室の利用料金

価格の面からみると、
民間が管理・運営する会議室も公的機関が管理・運営する会議室も、
施設を利用する際には課金されることとなるが、
民間団体が営利目的で管理・運営する会議室に比べ、
公的機関が管理・運営する会議室は利用料金水準がはるかに低いという特徴がある。

 

ここで青山・表参道地区で会議室を利用する場合を想定して、
両者の利用料金を比較してみたいと思う。

 

物件の価値そのものや管理状況、セキュリティの質も異なるため、
両者を一概に比較することはできない。
ここではあくまでも目安として、立地条件と利用面積で比較的近いものを取り上げ、
両者を利用料金の視点から比較してみたいと思う。

 

表参道である民間企業が管理・運営する会議室の場合、
床面積56.8平方メートルの会議室が1時間当たり約7,500円で貸し出しが行われている。

 

一方、公的機関が管理・運営する貸し会議室(ここでは一般に学習室と呼ばれている)の場合、
床面積58.8平方メートルの会議室が午前中の利用で1,300円、午後の利用で1,900円、
夜間の利用でも2,500円と、
民間企業が管理・運営するものと比べ約3分の1以下で提供されている。

 

このため、会議室のセキュリティや質にこだわらなければ、
公的機関が提供している貸し会議室を利用した方が、
遥かに低価格で利用することができる。

 

このように、両者の提供している貸し会議室の価格にはこのように大きな差がある。
このため一部では公的機関が運営している会議室が、
民間の貸し会議室業者の運営を圧迫しているという指摘も挙げられている。

 

 

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